2014年4月20日日曜日

~パパが生まれた日~【ファザーリングジャパンにいがたパパコラム】

ファザーリングジャパンにいがたパパコラム 「笑うパパノートVol.1」
��パパが生まれた日~

現在、息子が4歳、娘が2歳。
妻が初めて妊娠してから5年。

自分って、いつからパパになったかなぁと考えると、妊娠がわかった瞬間からかなぁと思う。

妻の体に子どもが宿り、自分の体には変化なし。
だけど無性に浮かれていて、妻の体をどのくらいいたわったらいいかもわからず大切にして、男の子か女の子かなんて話しながら、3人で暮らしている姿を想像してた。

そう、将来の家族の想像がリアルになったのがパパになった証し。
生まれるまで、二人でその想像がなるべく一致するように話し合ったり、例えば男の子だったら~とか、自分たちは子供の頃はこうだったなぁ~とか。

それまでは、自分のこととお互いのことを考え、お互いの中で心地よいのはどの辺りかなぁと探り合ったり喧嘩したり、仲直りして笑ったりした暮らし。

今度は、まだ見ぬ宝と一緒になった家族のリアルな将来を想像して共有して、そして宝が生まれてくる。

もう既に心はパパになってたけど、生まれてきた息子が可愛いばかりか想像以上に大変で。
親になる前の二人は、お互いだけを見て調整できてたことが、子どもの存在で調整きかなくなってきて。

初めての共同作業はケーキ入刀じゃなくて、こんなにも壮絶に訪れるのかと、ガツンと覚悟を決め始めた。

以前見たテレビでこんなことを言ってた。
『大切にしているものが同じ時、人と人は化学反応を起こす』

あー、これは化学反応なんだなぁと感じた。
私と妻ほど、この子を大切にしている人はいない。

今までとは違う生活と価値観で、二人の行動の出口がお互いだけじゃなく、子どもも含めた家族という運命共同体の将来のリアルにつなげていきたい。
そのときに、パパの役割はなんだろうと考えるようになった。

家族のリアルな将来。
細かいことはわからないが、金太郎飴のごとく何年後を想像しても笑っている家族。

パパはその笑ってる家族を作るためのリーダーシップをはかる役割とする。リーダーシップは一人ではなくて、家族全体の風土で決まると考えているので、全員が喜びや幸せを感じやすい風土作りを担うのかなと。

だから、パパが全力で本気で笑ってられることから始めて、みんなの幸せの基準を知って、それを応援する。

パパが不在の時も、残像が残るくらい普段から笑ってる。
誰かが不在の時も、言葉やコミュニケーションでその人の残像をお互いに作り合う。

この地域も、学校も会社も、政府も、みんな自分たちの味方で、みんな幸せを作り上げる応援団だと感謝して、委ねるところは委ねる。
逆に力が必要な時はお互い様と助けに走る。

こんな姿を理想として暮らしている。
感謝のない笑顔は目指してる笑顔とちょっと違うから。

だから、10年後、こう言いたい。
「おかげさまで、我が家は笑顔です。」

こんな気持ちになれるなんて。
まだまだパパ5歳ですが、パパに生まれて良かったと痛感するわけです。
これからもたくましく笑っていきましょう!

ファザーリングジャパンにいがた 理事
樺沢 敦
http://bit.ly/IrMtw6



雪が生みだす「あい」の形【今日どう?通信】

 皆さん、お正月はどのように過ごされましたか?
私は家族と、いわゆる“食っちゃ寝“正月を過ごしました。
今年は、何年ぶりかに雪のないお正月でしたね。いやー、快適快適(^^)
「雪かきのない冬は快適で良いやねぇ」なんて言ってて、ハっと気づいたことがあります。
「この正月、近所の人と会ってないな、明けましておめでとうと言ってない!」ということ。
例年、なぜか大みそかから元旦にかけて、大雪が降りますよね。
正月からせっせこ雪かきしていると、新年早々、みんな家の前に出てきて雪かきしているのが恒例の風景。
「あ、明けましておめでとうございますねぇ。まーた頼んでもいねぇのに雪がジャンジャン降るいやねぇ(笑)今年もよろしくお願いしますてぇ!」がお正月の定番の挨拶でした。

 雪が降らないということは快適だけど、雪が降ることによって、この地域が得たものも大きいなと感じたわけでして。
少し良い解釈でまとめてみます。
【雪が生みだす3つの「あい」】
①「ふれあい」 先述したように、雪かきをするために外に出てきて近所のふれあい(雪の悪口含む)が生まれる。
②「譲りあい」 雪が降ると、極端に道幅が狭くなるので、車がすれ違えなくなる時がある。徒歩でも良く起きる状況ですが、どちらからともなく、自然とどちらかが停まって、道を譲る文化がある。
③「助けあい」 ただでさえ雪かきや雪下ろしは大変な作業だけど、高齢者や女性、まして妊婦や赤ちゃん抱えてなんて、もっと大変。周りの人が手助けして、代わってあげるなど、助け合いが必須の社会。

「ふれあい」「譲りあい」「助けあい」人が繋がるきっかけは、あまりにも身近な物だと痛感しました。
雪の結晶はその形状から、他とつながる形状をしています。
雪は人のつながりを閉ざすように見えて、実は根っこで繋いでいたのかもしれませんね。


 長岡の人は、自然とそれを知っています。 長岡の人は、繋がって生きていくことの大切さを知っています。
 長岡の人は、「あい」に溢れています。
 いつか、その根っこの精神が、この町の強みになる日が来るんじゃないかと思っています。
変わらないお正月の風景。いつか全国からうらやましがられる風景になるかもしれませんね。
そんな妄想をしながら、今年もワクワクした1年を過ごしましょう。
今年もどうぞよろしくお願いします。

【樺沢】
http://nkyod.org/blog-list/2480

~大切にしたいパパの在り方~【ファザーリングジャパンにいがたパパコラム】

ファザーリングジャパンにいがたパパコラム
「笑うパパノートVol.7」

��大切にしたいパパの在り方~

最近、絵が書けるようになった4歳の息子から、毎日絵のプレゼントがあります。
パパの絵、家族の絵、友達の絵、お魚の絵、動物の絵、車の絵、??の絵(笑)

ともかくパパとしては嬉しいですよね。

特に家族の絵を描いてくれることが多くて、本当に嬉しいです。

みんなが笑ってる家族の絵。
パパとママが手を繋いでいる家族の絵。
みんなでどこかに行っている様子を描いた家族の絵。

あぁ、こんなこと覚えててくれたんだとか、こんな風に見てるんだとか。

一時期、仕事が忙しくて毎日遅く帰ってる時期がありました。
妻も不満が溜まり、機嫌の悪い日が続いていた時期です。
その時に描いた絵は、パパが一番端っこに小さく描かれているもの。
あー、パパの存在が小さくなってるなぁ。と痛感したのを覚えています。

最近「パパの在り方」ってとても大事だと思います。

あこがれられるパパであること。
子どもから見て、絶対必要な存在。

子どもにとってのパパ。
ママにとってのパパ。
家族にとってのパパ。
社会にとってのパパ。

子どもが描くパパの存在は誰が作るかって、パパだけじゃなくて、みんなでつくるものなんです。

存在感は、存在していないときほど重要になってきます。
パパが家にいないときに、子ども達にとってパパはどんな存在感を残せているか。
ママにけなされ、いないものとされていたら、存在感まるでなしですよね。

パパが普段、子ども達と向き合っているか。
ママが普段、パパのことをどう言っているか。
子ども達が普段、パパとママをどう見ているか。
パパとママが、普段すごしている「社会」や「環境」に対して愚痴っていないか。

どんなに育児に力をいれても、どんなに教育がきちんとしても、在り方が崩れたら全部だめ。
在り方は、行動と掛け算です。在り方が弱いと言うことも半減。在り方がマイナスだと、やることなすこと全てマイナス。気をつけないといけませんね。


我が家では、子ども達の寝かしつけをするとき、息子が決まってねだられることがあります。

息子「ねぇパパ、ギューっして。」

布団の中でギューっとハグ。

息子「パパ大好き!! パパは?」

父「もちろん大好きだよ―――!ぎゅー!」

昼間に怒ったりした日は、特にこの要望が強くなります。

大切にしたいパパの在り方。
まずは誰よりも子どもの味方であることを示し続けることも大事ですね。

「パパは世界中の誰もが敵にまわっても、絶対に君の味方」という在り方。

コレ、ありですね!

ファザーリングジャパンにいがた 理事
樺沢 敦
http://p.tl/p9dQ



まだ豪雪には間に合いますか?【今日どう?通信】

先週関東圏を襲った大雪で、山梨県や群馬県を中心に被害に合われた方や、未だに困難な生活を余儀なくされている皆様におかれましては、心よりお見舞い申し上げます。



今回、被災地域へ新潟から派遣された世界最強の雪かき隊!


素晴らしい対応ですね。現地に行かれている方も、気をつけてお力を発揮ください。



ちょうど大雪の日、私はNPO×若者マッチングイベントというところでお話しする機会をいただきました。若い方は、目の輝きがいいですね!特に参加された皆さんは前を向いてらっしゃいました。

その中で、若者にどうしても伝えておきたい言葉があったので、以下の言葉を送りました。



今の「あたりまえ」は

誰かの「ほっとけない」から始まる。



これは、京都地域創造基金の深尾昌峰氏の言葉をお借りしたものです。



今回の大雪も、私たちは雪国人として、「ほっとけない」という想いを持っていました。

行動に起こせるかどうかももちろん大切ですが、この感覚がとても大切。



あたりまえの暮らしを日々あたりまえにするためには、誰かがほっとけないと思って行動した積み重ねなんですよね。



私たちは、雪国に住んでいることに誇りを持てる。

なぜなら、雪国でないところでの豪雪にほっとけないという感情を持てるから。



豪雪という自然の驚異を「害」ととらえず、他人の事に感情が動くチャンスととらえ、自分の心に手をあてて「ほっとけない」と思えるか?

自問自答してみるのも、協働への第一歩かもしれませんね。

心の変化、まだ豪雪には間に合いますか?


【樺沢】
http://nkyod.org/blog-list/2679



イクメンを捨てよ。素で行こう!【ファザーリング・ジャパンにいがたパパコラム 】

ファザーリング・ジャパンにいがたパパコラム
「笑うパパノートVol.13」

��イクメンを捨てよ。素で行こう!~


先日、「笑顔いっぱいの家族になるために」というタイトルでパパママ向けにお話しさせていただきました。

講座に参加していただいた家族は、みんな夫婦仲もよさそうで、幸せ感がにじみ出ているような方ばかり。
こちらがお話していてもみんな目が輝いていて、こちらが元気をもらえるような時間でした。

なごやかに価値観のあう空間で、男と女の違いを尊重する考え方や、家庭と地域と学校(幼稚園)の関係性、夫婦の新鮮な笑顔のつづけ方、などなど、全体を通じて少し考えてもらいながらも、ほぼ前向きなお話をさせていただきました。

その中で1点、少しマイナスな要素をお伝えした内容があります。

それは、テーマでもあった言葉
「イクメン」

この言葉には、どうも少し違和感を感じていました。

理由は2つあります。

① 家の中の役割で、男性が女性化することをイクメンと呼ぶ傾向がある。

これは、女性の育児と家事負担が大変だから、分担しましょうということは理解できるのですが、ママの役割ができたらイクメンで、男性らしく子育てできる要素(背中で語ることとか、無邪気に遊ぶこととか)を無視したまま、時間の効率だけをシェアすべきのような風潮がなかなか理解できず、違和感を感じています。

② イクメンとは「こうでなくてはならない」が社会的認知になるのが危険。

声を大にしたいのはむしろこちら。父親育児のあり方を型にはめると、正しいパパと悪いパパがいるような分類がされるんじゃないか、ということ。
あり方は様々で、家族の中で幸せなあり方を導き出して、愛情がそそがれていれば、それで良いんじゃないかとおもうんですが、そのうち「イクメンの条件」とかで排除型の基準をつくられてしまいそうで、勝手に社会的なダメおやじのレッテルを張ってしまうことになり、落とさなくてもいい自信を喪失してしまうのではと、危機感を感じてしまいます。



家族の価値観の話でもあるので、あまりこういうことは突っ込まないほうがいいとは思いますが、そのあたりだけはお伝えさせていただきました。

良い父親、悪い父親の判断基準を社会にゆだねて言葉に惑わされず、自分の育児に自信をもって楽しく子育てしてほしいですね。

当日参加いただいた皆さんは、そのあとの親子運動でも心底の笑顔で子ども達にふれあっており、ちゃんと自分の意志で家族と向き合ってるなぁと安心するばかりでした。

イクメンはただの言葉、とらわれることはありませんね。
皆さんも、それぞれの家庭バージョンの育児をたのしみましょう!

ファザーリングジャパンにいがた

副代表理事 樺沢敦
http://p.tl/o5Ca



意志あるお金の使い方【今日どう?通信】

昨日はクラウドファンディングのもーれ!でした。

ご参加いただいた皆さま、ありがとうございました。

共感と参加が生みだす新しい資金の流れを学びながら、有意義な交流会になりました。

ここで出てきたクラウドファンディング。

仕組みがどうとかWEBだとかリアルだとかあまり考える前に、新しいお金の使い方が生まれたなぁと、ただただ感心していました。



何が新しいかって、お金に意志がついてきてること。

「消費が社会を変える」という感覚が、最近加速している用に感じています。



普段の買い物を、ただ「消費」と捉えるとわかりづらいですが、これも「投票」だと捉えてみるとどうでしょう。

自分が大切にしたいものを共有できる商品に投票する。
これがすなわち社会を変える消費です。

少し昔の消費と言えば、自分にとってどう価値があるのか?とか、今これが自分に必要か、とか、欲求とか、そんな感じで買っていました。

例えば、顔の見える野菜を買う、みたいな事はあると思います。
それは安心安全な野菜を食べたいから。
その一歩先に、この人は、この土地でずっと食べものが採れるように土と種を大切にしている、という農家さんに、「自分の子どもの代まで新鮮な野菜が食べられますように」という投票をします。こういう消費も悪くないかなぁと。

もうある程度モノができあがった現在、将来に向けた選択をして、消費(投票)をしていくことが必要かなと感じます。


いろんな活動を続ける上で、資金調達ってとっても大事なことです。

でもただお金が流れるだけじゃなくて、意志がつながっていくことがとっても大事だと思います。

「消費が変われば社会が変わる」

今は、ちょっとだけ「経済」が膨れ上がり過ぎて盲目になっているだけで、本当に大切にしたいものを考えた時、ひとりひとりの選択から、世の中に変化をもたらす事も出来るんです。

社会を変えるのは、あなたの財布から。

なんて言ったら嫌がられるかもしれませんが、そんな日常の選択で変わる社会も必ずあると思いませんか。

意志あるお金、自分の財布の中からも少しずつ巡らせていきたいですね。

【樺沢】

------参考---各種クラウドファンディング-------

◆「FAAVO」
今回のもーれに店主として来ていただいたこちらのサービスは、地域ごとに特化した、地元応援型クラウドファンディングです。
https://faavo.jp/

◆「READYFOR?」
日本初のクラウドファンディングサービスとして2011年にスタートしており、もっとも活気あるサービスです。
https://readyfor.jp/

◆「CAMPFIRE」
先日都知事選に立候補した家入一真氏が立ち上げたことでも有名ですが、アーティストやクリエイティブな製品向けに使われているサービスです。
http://camp-fire.jp/

◆「zenmono(ゼンモノ)」
町工場や中小企業を応援するモノづくりに特化したクラウドファンディングで、メイカーズや町工場がお金以外のノウハウなどの支援も集めることができるユニークなサービスです。
http://zenmono.jp/

◆shootingstar
こちらもビジネス使用に特化したサービスですが、「創造性豊かなプロジェクトはきっと世界をよくする」というテーマで、様々な形のビジネスをサポートしています。
http://shootingstar.jp/

他にも多数ありますが、特徴あるクラウドファンディングサービスを抜粋してみました。

参考にしてみてくださいね。

樺沢
http://nkyod.org/blog-list/2807


わんぱく親父心を大切に!【ファザーリング・ジャパンにいがたパパコラム】

ファザーリング・ジャパンにいがたパパコラム
「笑うパパノートVol.19」

��わんぱく親父心を大切に!~

先週、子ども達を連れて花見に行ってきました。
長岡市内も、ようやく満開のところがでてきたところです。

子ども達は、やっぱり花より団子ですね。
まぁ、団子というより遊具だとかに目が行ってしまうんですが。。

最近、4歳の息子がパパのカメラを貸してくれとせがむので、野外に行ったときにもたせて、写真を撮るようになりました。(もちろんネックストラップはバッチリにして。)

ひょっとして天賦の才が!???
なんて思いましたが、そんなわけもなく。
指も入ってるし、酔いそうなくらい傾いてるし。。

でも子ども達は、大人がたまにつかってるものと同じものを使えるから、本当に楽しそうなんですよね。

パパママを撮ってくれたり、妹を追っかけて撮っていたり、なんでかベンチをずっと撮っていたり。
楽しそうにしてるから何よりだなぁなんて思いながら、家族で桜の下でくつろいでいたりする春の麗らかな一日を過ごしました。

家に帰って、ひょっとして天賦の才が(もうしつこい)??なんて思ってデータを見てみると、桜の写真は少なくて、公園の脇に咲いていた水仙とか、もっと小さな草木がたくさん。

ベンチを撮ってると思ったのも、何やら小さいバッタのような虫を撮っていたようで。

あぁ、私たちは桜を見に行くと思ったら桜だけを見てしまっていたなぁと感じたのと、子ども目線で子育てをしようと家族で話しておきながら、気が付くと大人の都合で物事を見ていたなぁと少し反省。

子ども達の世界は、好奇心と想像力であふれている。
私たちは大人の経験と常識よりも、子ども達のその感覚に目線を合わせるだけで、胸を弾ませるようなワクワクする世界が待ってるものだなぁと、感じます。

大人が子ども心を持っちゃいけないわけじゃない。
もっともっと、ワクワクを追求するアンテナを、子どもと一緒に競い合ってもつような、そんな腕白な親父がいいなぁなんて思います。

母親にはできない父親のあり方。
一緒に無邪気になれること、同じ視点で語れること、なのかなぁと感じます。

春を迎え、これからやんちゃし放題な季節の到来です。
自然の中に童心に戻って、子育てというより「師匠」と一緒に感性を元に戻して遊びたいと思います。
ファザーリング・ジャパンにいがた
副代表理事 樺沢 敦
http://nkyod.org/blog-list/2807



協働が進むとスマートバーベキューが広がる【今日どう?通信】

いきなりとても私ごとで恐縮ですが、先日ついに念願の「BBQ検定in新潟(主催:日本BBQ協 会)」なるものを受けてきました。

BBQはスマートに楽しくという考えを軸に、その文化や思想など、とても奥深い価値観に触れることができて有意義な1日となりました。

BBQの本場のオーストラリアには、公園に誰でも使えるBBQグリルが設置してあるそうです。

どのグリルも綺麗に整っているのは、オーストラリアのBBQ文化だと言います。

次の人が使うときにがっかりしないように、という気遣いだということですから、「公(おおやけ)」という意味をよくわかっているんでしょうね。

逆に日本のBBQは、年々BBQ禁止を謳うところが多くなってきているということです。

ゴミ、騒音、迷惑行為などが原因だということを聞きました。

そういうBBQをやっているシーンも簡単に想像できてしまう自分が悔しいです。

おもてなしの国日本では、もともと茶道や華道などに代表される「道」を修得する文化があります。

相手のことはもとより、会うこともないかもしれない次に使う人を、どう思えるか。

そんなところも日本らしい「BBQ道」が確立されてほしいものです。

��日本でスマートなBBQをやるためのバーベ九則なるものがあり、その原型は千利休の「利休七則」を引用しているとか。。)

全然関係ないCMですが、「ひとのときを思う」なんてフレーズがありますよね。

自分以外の誰かが、こんなシーンでこうなったら、なんてことを想像して、自分ができることをする。これが協働にもつながります。

それと、スマートであることと同じくらい大切なことがあるといいます。

それは、本人たちも心底楽しめること。遊びココロをなくしてまでやるBBQなんてないってこと。

さぁ、暖かくなってきたのでいよいよシーズンインですね。

きっと、協働の進む地域には、スマートで笑いの絶えないBBQが広がることでしょう。

レッツバービー!

【樺沢】
http://nkyod.org/blog-list/3012