2016年6月20日月曜日

イーダーシッペとフォロワーシップ

「鬼ごっこする人この指とまれ」

私の6歳の息子の流行り文句で、晴れた公園ではいつもこうやって友達を集めます。
もちろん集まらない場合もあります。

集まらない時とはどういう時か。
それは、一人目が飛びつく前に誰かが「鬼ごっこじゃなくてかくれんぼする人この指とまれ」といった時です。

ゲームを制するどころか、ゲームの種類までを制するのは、この指にとまる一人目のフォロワー。
誰が最初に賛同してくれるか、にかかっています。

数年前に多く流れていた動画で、フォロワーの大切さを表したものがこちら。

うーん。
ただのバカから、フォロワーの力でムーブメントにかわっているのがよくわかります。


さて今日のコラムの本題はここからです。

クラウドファンディングサービスのCAMPFIREが先月、地域のパートナーとともに盛り上げていくCAMPFIRE×LOCALを推進すると発表しました。
私自身発表当日からパートナーに立候補の手をあげ、先日正式に会社(FARM8)として新潟パートナーとなりました。


そもそもクラウドファンディングという仕組み自体が、資金調達とPRの両方を兼ね備えているだとか言われますが、そんな既存のビジネス的な話ではなく、社会を動かすムーブメントを起こす仕組みがここに隠されているなと私は感じています。

そう感じるのは、やはりフォロワーの存在が大きいかと。

巻き込み術とでも言いましょうか。
最初の言い出しっぺがいて、この指とまれを掲げたときに、最初のフォロワーが次のフォロワーの呼び水になる。

言い出しっぺは誰の機嫌もとらないでまっすぐ目的を見据え、それに賛同するフォロワーが言い出しっぺのやろうとしていることをほかの人に表現する。
そういう役割分担が自然とできてくるものです。

助成金事業はムーブメントになりづらく、クラウドファンディング事業はムーブメントになりやすい。という構図も納得いくものかと思います。

もちろん言い出しっぺがいて初めて成り立つものですが、自分と関係なく、なにやら一人のリーダーがやっていること、と言って俯瞰せず、自分も主体的にフォロワーになることで、一緒に作っていける社会の方が、よほど面白いと思います。

社会は仕組みからできているのではなく、価値観の上に仕組みができる。
まさにクラウドファンディングでフォロワーになる人は、消費の価値観が変化していて、所有するという消費行動よりも、どんなゴールを目指す人をフォローしているという参加意識にこそ価値を置いているのではないでしょうか。


フォロワーがいると信じれば、言い出しっぺも増えてくる。
むしろ、フォロワーなくして事業の発展なし。
事業の成否は、フォロワーのモチベーションの渦で決まるもの。

いやいや、自分がフォロワーなんてイメージつかない?
そんなことないですよ。

長岡花火の日に「花火師さんありがとー!!」っていって光を振ったことがある人。
それだけで立派なフォロワーシップです。

まさにフォロワーがいなければ成り立たない長岡の風物詩になりました。
簡単なことから、楽しく参加することで、誰も作りえないすさまじい感動の空間が広がっていきます。

そんな一人一人が主体的にこの指とまれを探すような、フォロワーシップあふれる長岡にしていきたいものですね。


最後に、私の会社でもフォロワーのような学生インターンを募集しています。
https://inacollege.jp/blog/2016/05/31/2016farm8/
「この指とまれ」を形にしたい、新しいムーブメントを起こしたいプロジェクトも随時募集中です。(もちろん会社を後押ししてくれるよなフォロワーも絶賛募集中。。)

もやもやしたモチベーションを表現して、一緒に楽しいムーブメントをつくりましょう!
では。


株式会社FARM8
代表取締役
樺沢

2016年4月12日火曜日

タイの水かけ祭りと長岡の意外な関係

長岡もすっかり桜化粧になりましたね。(昨日はまさかの雪見桜でしたが。。)
例年より早く、すでに葉桜になっているところもありますが、桜の季節は気持ちがいいものです。
さて、今日4月12日が何の日かわかりますか?
日本にいると全く関係ないようですが、遠くタイでは今日から15日までソンクランという旧正月を祝う水かけ祭りが行われています。
旧正月って何?って思うかもしれませんが、2月には中国の旧正月・春節があり、日本にも観光客がたくさん来ていたことは、ニュースなどでも耳にしたことがあるのではないでしょうか?
この季節に旧正月を迎えるのはタイだけではありません。
ラオスもカンボジアも明日から3連休や4連休、なんとミャンマーなんかは今日から20日まで休みなんです。
お正月を祝うのはどこの国も一緒ですね、という話だけではなく、私たちが気付かないところで今日から数日間、アジアだけで1億5千万人くらいが一斉に休みになるスーパーゴールデンウィークに突入するんですよね。
そんなスペシャルな時期に、いったい何パーセントの方が国を離れて海外旅行に行くでしょうか?
日本の正月も、当然家で過ごす方もいれば海外で過ごす方もいます。
もし仮に0.1%の人が日本に来たとします。それでも15万人。
こちらでは何もない春うららかな平日に、実はそんなことが起きているかもしれません。
その人たちは、春に日本に来たら何を楽しみたいか。
いろいろとあるとは思いますが、春の日本といえば、「桜」を見たかったりしますよね、きっと。
でもちょうど南からの桜前線は関東エリアも終わりをつげて北上し、ちょうど新潟県あたりを差し掛かっているところです。そうです。長岡の桜が見ごろなんです!(厳密には数日前。。)
どうでしょう。そんなことがわかっていたら、新幹線で1時間半の長岡駅から徒歩で行ける福島江や柿川にご案内したくなっちゃいますよね?
せっかくだから長岡の地酒でも飲んでってくんなましってなりますよね?
お土産には缶に入った元祖浪花屋の柿の種をもってってくんなましってなりますよね?
はい。興奮しちゃいますよ。日本でここだけですから。
何が言いたいかというと、こちらの中だけで考えていると、地域の価値ってのは見えづらいというのはよくありますが、世界中に住んでいる人たちに生活があってリズムがあります。その両者のタイミングだけ切り取るだけで、かけがえのない価値になりうることがあるんです。
「どうせ」と地域を俯瞰してみる人がいるかもしれませんが、地域の価値はタイミングとともに変化し、輝きを変えていくものです。
自分たちだけのことしか見えていないと気付かないことも、ちょっと外の人たちの暮らしに目を向けてみるだけで、なんて魅力的な出会いが眠っていることか。
そんな切り口考え出したらきりがないくらい出てきそうですね。
まもなく桜も散り始めますが、そんな価値ある風景を今一度楽しみましょう。
(昨日の雪見桜は外国人からしたら発狂物のレア風景だったことでしょう。)
樺沢 敦

2016年4月2日土曜日

ORIGAMI x WASHI CARD CASE [ ORINMO ]

Japanese traditional crafts as a "hand-made Japanese paper" can be used much in the "origami" "Japanese style" card case was born.
Let's carry to wear the traditional culture of Japan





[ value1 ] 
The fusion of two of the tradition of Japan's leading
Traditional Japanese crafts and the "hand-made Japanese paper", "origami"

These two traditional technique is now one of the small goods.
This is a card case that was contemporary arrangements so that you can use in everyday.

[ value2 ]
Only one sheet of paper are folded

This is made of only one piece of handmade Japanese paper.
Nowhere cuts and seams rather, it finished in the folded only.


[ value3 ]
High-quality finish

The finish of the surface using natural materials such as persimmon or konjac glue
In addition to durability and texture of practicality it is growing.
Persimmon is one of the features is also coming out is about "taste" that you use it as leather.

[ spec ]

"color variation"
> red brown / brown


"size"
> 100×65×9 (mm)

"material"
> OGUNI-WASHI(Japanese paper)

"Coat"
> Persimmon juice / Konjac glue

"maximum storage capacity"
> About 40 sheets (business card)



[ About OGUNI-WASHI ]

Japanese paper Oguniwashi is, that are traditionally produced in Nagaoka, Niigata Prefecture Oguni.

In Oguni area is a farming area, has its purpose as a source of income for the winter can not be performed of agriculture there is a snow cover, Japanese paper-making has been carried out on the side of agriculture.



Oguniwashi is the biggest feature is to use the snow.

A process referred to as "Yukizarashi" to fill the paper in the snow in order to whiten the paper using the bleaching power of the snow, it is alive wisdom and culture of the snow country unique.

Oguniwashi is manufactured from the Edo period (or Edo era and earlier), celebrates the golden age at the beginning of the Meiji era, it has been production over 800 million copies annually.
But it pushed to the modernization of the industry, ever-decreasing later. In 1973, as specified in the intangible cultural heritage of Japan, the following year of 1974 has been designated as an intangible cultural heritage of Niigata Prefecture.

[ WEB SHOP ]
https://farm8.base.ec/items/2939409



[About sending]
Ships all over the world
*Air shipping: uniform ¥ 500

[ Japanese Homepage ]
http://www.oguniwashi.jp/

[ Orinmo Movie (YouTUBE)]
https://www.youtube.com/watch?v=H5l8DCmKQT8