2013年9月25日水曜日

すきなまちにてをくわえてすてきなまちに

働き方を変えて、ちょうど1週間。

現在、アオーレ長岡の市民協働センターというところにいます。

全体が見えてきて、ようやく活動開始!というところでしょうか。

1週間で色んな人に会う機会があり、新しい門出で、いったい何してんの?という質問を多くいただき、全くその通りだなと思ったので、少し解説を。



まずは、私の活動のコンセプト。
これはいろんな所で言っているので、耳タコかもだけど、
「スキなまちに手(テ)を加えてステキなまちに」ということ。

若干の自己満感はにじみ出てるかもしれないですが、
それが幸せなんだから、何と言われようとそれでよい。


さてさて、それでは市民協働センターで私のお仕事について。


まず、そもそも市民協働ってなんだ?と言われると、辞書的にはこう。

【「異種・異質の組織」が、「共通の社会的な目的」を果たすために、「それぞれのリソース(資源や特性)」を持ち寄り、「対等の立場」で「協力して共に働く」~日本NPOセンター~】

なんだか難しい言い方ですが、言い換えるとこう。

「大切にしたいものが同じとき、人と人は化学反応を起こす。組織の垣根を外して手を取り合い
 お互いに尊重し合いながら、大切なものを守る最善の策を進めていきましょう!」
ということ。

「組織」っていうのは、行政や企業、市民活動団体やNPO、学校や地域などなど。

これらにとって、垣根って絶対存在してると思うんですよね。
それぞれ立場が違うから。

企業を「営利を目的とした~」なんて表現しているうちは協働なんて絶対に成り立たないわけですよね。笑

それぞれに社会的目的はあるし、「富の創造と分配」と「豊かさの公平性」が必要なのが経済ですから、役割分担して、きちんと回ってるんだと思います。

その、役割が違うけど社会的目的が違う組織同士が、得意分野を持ち寄って最善策で豊かさを追求しましょう!というものです。

まぁ、わかるようなわからないような。。
市民協働の意味についてはこんなところです。


意味の説明では本題ではないので、ここから本題です。

そうはいっても協働を推進するだけで上手くいかないことがある。
なんでかっていうと、協働は手段だから。
その手段を提示するだけでは何も変わらない。


じゃあ目的は?
目的を提示したところで、人から言われた目的なんて、って感じがしません?


もっと大切なことがあると考えています。

長岡ならではの「米百俵の精神」に、こんな一節があります。

【まちが栄えるのも、衰えるのも、ことごとく人にある】

そう、ことごとく人にあるんです。

組織が動くのも人だし、大切にしたいと思うのも人。
協力するのも人だし、最善を尽くすのも人です。

先人は、これを教育にあてました。

現代の場合は何が適しているでしょう。
私は、何かのために行動できる風土づくりと考えます。


だから、幸せなまちのステップはこうかな?と。

①みんながまちをスキになる。
②スキなまちが、ステキなまちになってほしいと願う。
③ステキなまちにするために、自分にできることはないかと考える。
④スキなまちのために行動する喜びを知る
⑤スキなまちに手を加えてステキなまちになりつづける。

これを、今の私の業務に当てはめると、
普段以下のようなことを考えて試行錯誤しています。

①まちを好きになるにはどうしたらいいか。
②みんなが想うステキなまちってどんなまちか。
③行動したいと思った時に、行動できる体制は整っているか。
④続けたいと思う行動を、継続させるにはどうしたらいいか。
⑤より多くの人がその思いで行動し、地域性として次世代まで残るにはどうしたらよいか。

つまり、日々試行錯誤しながら迷子中っていうことですね。

企業の人も、NPOや市民団体の人も、一般市民の人も、行政の人も。
上記に当てはまるステップかなと思ったら相談しに来てください。


解決策をもってるかどうかわかりませんが、前には進めますよ、きっと!

知り合いのキンちゃんという方の名刺にはこう刻まれています。
(文昭さん、言葉お借りします)

「動けば変わる!止まれば太る!」



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