春になると、長岡花火をテーマにした映画、この空の花が公開になりますね。
先日、雪しかまつりでPR用の映像と冬の夜空に上がる花火をみてから、楽しみが膨らんでいます。
それを見て思い出したことがあるのでブログにも書き留めておきます。
ちょうど去年の長岡花火の3日くらい前に、この映画の監督である大林宣彦監督のお話を聞かせてもらう機会があり、非常に感銘を受けた内容があります。
Vサインをピースと呼ぶのは戦後からだそうです。戦争が終わった時にヴィクトリーの意味でイギリス軍が使ったものが、日本にヴィクトリー(勝利)=ピース(平和)の意味で伝わって来て広まったものらしいです。
戦争は、勝てば楽しいが負ければ悲惨、というのが事実であり、日本はまさに敗戦国として、苦しい時代を乗り越えてきました。
戦後の日本は、負けて悲惨だから戦争が良くない、と教育されている傾向があるけれど、もし勝っていても、同じ教育ができたでしょうか?
勝って楽しいとしても、どんな立場からでも戦争をしてはいけないんだという意識が、本当の平和へとつながるものだといいます。
だから、
「VICTORY=PEACE」
では無く、
「NO WAR=PEACE」
という考えを皆が持つ必要があるというお話でした。
世界平和。
おっきい話ですけど、単純な話で全員がそれを望めば自ずと平和になるんです。その平和の定義がはっきりしていれば。
戦争だけじゃ無いですが、結果として皆が幸せになるには、一個人としてもどんな考えで行動して行ったら良いか、同じ空を見上げるみんなが花火を通じて共有して考えるきっかけになったりするといいな、と思いました。
長岡は、それを考えるには恵まれた土地だなぁとつくづく感じましたね。
映画も楽しみですが、それをきっかけに地域のみんながまた同じ方向を向くパワーがすごく楽しみです。
春から8月3日にかけて、長岡ではとてつもないエネルギーが充満するでしょう予報が出ています(^_^)
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