2014年4月20日日曜日

雪が生みだす「あい」の形【今日どう?通信】

 皆さん、お正月はどのように過ごされましたか?
私は家族と、いわゆる“食っちゃ寝“正月を過ごしました。
今年は、何年ぶりかに雪のないお正月でしたね。いやー、快適快適(^^)
「雪かきのない冬は快適で良いやねぇ」なんて言ってて、ハっと気づいたことがあります。
「この正月、近所の人と会ってないな、明けましておめでとうと言ってない!」ということ。
例年、なぜか大みそかから元旦にかけて、大雪が降りますよね。
正月からせっせこ雪かきしていると、新年早々、みんな家の前に出てきて雪かきしているのが恒例の風景。
「あ、明けましておめでとうございますねぇ。まーた頼んでもいねぇのに雪がジャンジャン降るいやねぇ(笑)今年もよろしくお願いしますてぇ!」がお正月の定番の挨拶でした。

 雪が降らないということは快適だけど、雪が降ることによって、この地域が得たものも大きいなと感じたわけでして。
少し良い解釈でまとめてみます。
【雪が生みだす3つの「あい」】
①「ふれあい」 先述したように、雪かきをするために外に出てきて近所のふれあい(雪の悪口含む)が生まれる。
②「譲りあい」 雪が降ると、極端に道幅が狭くなるので、車がすれ違えなくなる時がある。徒歩でも良く起きる状況ですが、どちらからともなく、自然とどちらかが停まって、道を譲る文化がある。
③「助けあい」 ただでさえ雪かきや雪下ろしは大変な作業だけど、高齢者や女性、まして妊婦や赤ちゃん抱えてなんて、もっと大変。周りの人が手助けして、代わってあげるなど、助け合いが必須の社会。

「ふれあい」「譲りあい」「助けあい」人が繋がるきっかけは、あまりにも身近な物だと痛感しました。
雪の結晶はその形状から、他とつながる形状をしています。
雪は人のつながりを閉ざすように見えて、実は根っこで繋いでいたのかもしれませんね。


 長岡の人は、自然とそれを知っています。 長岡の人は、繋がって生きていくことの大切さを知っています。
 長岡の人は、「あい」に溢れています。
 いつか、その根っこの精神が、この町の強みになる日が来るんじゃないかと思っています。
変わらないお正月の風景。いつか全国からうらやましがられる風景になるかもしれませんね。
そんな妄想をしながら、今年もワクワクした1年を過ごしましょう。
今年もどうぞよろしくお願いします。

【樺沢】
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