新潟では、ところどころで田植えが始まっていますね。
これからうまいコメが新潟を染めながら育っていくわけです。
偶然手元にあった「やまこしの方言」という本を眺めていたら、その中で「田植え唄」なるものがありました。
昔の人は、唄を歌いながらこの作業を楽しいものに変えていたんですね。
せっかくなのである地区の田植え唄を抜粋します。
(地域ごとに唄が微妙に違っていたようです)
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「田植え唄(虫亀地区)」
♪ここは街どう 道の端
小苗こまかく 手をこめて
秋は数(カベ)を 刈りように
数(カベ)を刈ったら ほめられろうや ほめられろうや
ここが終いたら どご行ごや
さんぜん刈りの坪へ 行ごいや
苗のうちから もちもちと
秋はカラゲ(刈り上げ)の カベ餅だ カベ餅だ
おくのみ山に 田をもてば
嫁の内もも カアー(蚊)がさすそうや カアーがさすそうや♪
---------------(引用/やまこしの方言)
豊作を願って、こんな唄を歌いながら田植えできることを祝っている風景が目に浮かびます。
改めて、食の営みは感謝と祈りの文化だということを再認識しました。
食べることは文化そのもの。感謝していただきたいものです。
毎日熱いですが、頑張ってください!
株式会社FARM8
代表取締役 樺沢敦
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